廃材の有効利用

一輪挿し01

おばんでございます。今日は、製品の加工段階で不用になった石を有効利用した場合についての例を紹介したいと思います。

写真は石碑の前に備え付ける花立てです。左手に持っているのがそれをくりぬいた廃材になります。

この廃材の使い道として見たことがあるのが、庭に数多く埋め込んで、花壇をつくっているのを見たことがあります。

それだけでは面白くないので、一手間加えました。

一輪挿し加工

ジェムカッターという機械に仕掛けて加工します。このジェムカッター、石を回転させて主に丸いものを加工するのに便利な機械です。

私も一番はじめにこの機械で仕事を覚えました。石屋になる前の話ですが。大学を卒業する頃には使いこなせていました。

通常、型紙を作成しそれに沿って、自動で加工していくのですが、今回は型紙なし。ハンドルだけの調整で加工しました。

一輪挿し磨き完了

切削後に研磨作業完了です。

一輪挿し切り落とし完了

これに穴をあけて、斜めに切削したものがこちらです。

高さ約15cm、太さ約5cmの石から作り出しました。

一輪挿し完成

こちらの加工品、一輪挿しなどにお使いできます。

仏壇の前に飾るのもいいでしょう。花が少なくて済むし、常に庭に咲いている新鮮な花をお供えすることができます。

おしぼりホルダー

その他の使い方として、飲食店や個人用のおしぼりホルダー等にも使えます。

マドラーホルダー

ドリンクが変われば、マドラーホルダーとしても使えます。

写真の石種はフィンランド産の「バルチック」というものです。大変堅く、ほんのりうぐいす色で緑がかっています。家庭におひとつ

どうですか?費用は二万円(税別)です。

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Mizuno Sekizaiten
Mizuno Sekizaiten

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